夏に氣をつける氣
最近は、世界的な異常気象で、気象が激しいのが特徴です。
現在、日本は夏。
旧暦の二十四節氣では、大暑(たいしょ)、本格的な夏ですね。
夏に多く見られる自然界の氣は、暑。
日本の場合、少し前まで梅雨でしたらら、湿もあり、
また、建物、乗り物内は、エアコンが効きすぎていて、冷えます(寒い)。
氣で考えると、暑・湿・寒。
夏の邪氣トリオと呼んでおります。
これらの氣は、力が極端になると邪氣となり、
心や身体が弱っていると、影響を受けてしまいます。
また、単体で影響するだけでなく、
暑と湿、寒と湿とくっついて、さらに強力になります。
例えば、消化器系。
夏に多く見られる氣が、臓腑を犯すと
暑(陽の氣)・・・湿をともなうと、下痢
湿(陰の氣)・・・脾胃を犯すと、下痢
寒(陰の氣)・・・脾胃を犯すと、下痢
なので、梅雨から夏にかけて、ペットの嘔吐、食欲不振、軟便、下痢など、消化器系の不調がよくみられるのです。
下痢は、冷えた時の特徴的な症状ですね。
(陰の氣は冷やす作用があります)
夏は暑いけど、冷える。
身体の中の陰陽のバランスは崩れやすく、氣血も滞り気味となります。
☆まとめ
夏に多く見られる氣・・・暑・湿・寒
(現代の環境では)暑いのに、身体は冷え、体力は落ちる
(一社)ペット鍼灸セラピー協会代表理事
鍼灸師
1989年より、動物病院にて獣医療に従事。2006年鍼灸師の国家資格取得後、ペットの鍼灸治療の研究を開始。臨床の中で、ペットにとって、ペットオーナーさんが、治療家の一番手でなくてはならないことを痛感。2015年7月一般社団法人ペット鍼灸セラピー協会を設立。獣医師、ペットオーナー指導、ペット鍼灸セラピスト、講師を育成を開始。
ペットへの東洋医学でのセラピーを通して、オーナーさんの心も共にハッピーにすることを目的に活動しています。人、動物などの境なく、感謝、愛、思いやりの心を芽生えさせるきっかけを作り、平和な世界を築く1人でありたいと思います。
東洋医学的ドッグヒーリング
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