かおり
かおり

はじめてプードルに施術をした。。。の巻き

 

ケース16 グレードの低い膝蓋骨脱臼

トイプードルの女の子、当時2歳くらい。

グレード2くらいの膝蓋骨脱臼。
急に痛がる事があるので、鍼灸治療で改善できないかとのことでした。

犬の膝蓋骨脱臼

後肢の膝蓋骨が、膝関節の溝が浅く、正常な位置から外れてしまう状態
先天性のものは、生まれつき膝が弱かったり、何らかの異常がある状態
後天性のものは、生活の中での怪我
内側にずれた状態を内方脱臼(全体の75%)、外側にずれた状態を外方脱臼脱臼

グレード1:脱臼しても自然と正常な状態に戻ることが多く、無症状で気づかない

グレード2:時々脱臼した足を浮かせて跛行。簡単に整復でき、日常生活にそれほど大きな支障はない。

 

主な鍼灸治療の内容

レーザー鍼(身体全体)、鍼(腰、膝)
治療期間1か月程度、週1回

 

回想

とてもバランスの良い、美形のココア色のトイプードルの女の子。
ショコちゃん。(ショコラちゃんだっかかも)

お洋服もおしゃれで、いつも綺麗でした。
歩き方の見た目は、問題ないのですが、

プードル特有のぴょんぴょん跳びはねをすると、

きゃん!

と悲鳴をあげ、足を浮かせてしまうとのことでした。

このプードルちゃんは、身体が華奢なのと、
緊張でこわばっているので、鍼を刺すのが難しいのです。

レーザーは、大人しく受けられるのですが、
鍼が出てくると、警戒し、
刺すと咬まれます。

dummy
かおり

プードルちゃんも必死だから、真剣に咬むんだよね

 

オーナーさんは、しっかり押さえてくれるのですが、

きゃん!と悲鳴をあげ、

オーナーさんが驚いて手をゆるめた隙に、施術者は咬まれます。

 

あまりしっかり押さえすぎると、身体をよじり、膝が脱臼することがあるのです。

でも、普段、痛がる事が減ったと、オーナーさんはおっしゃって、

施術を続けていました。

ただ、回を重ねる毎に、動物病院嫌いになっていくので、

改善がみられたこともあり、レーザー鍼のみになりました。

 

治療を終えて

このようなケース、ワンちゃんの負担を考えるとレーザー鍼のみでも良いかと思います。

先天性の膝蓋骨脱臼であれば、治る事はないので、

膝蓋骨脱臼の鍼灸治療は、痛みの緩和や、腱を柔軟にすることが目的となります。

 

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かおり

でも、柔軟にしずぎると、また脱臼しちゃう、バランスが大事

個人的な見解ですが。
膝蓋骨脱臼を鍼灸で・・・は、おうちでの鍼灸セラピーをオススメします。

 

・ローラー鍼
→身体全体や硬さが見られる部分にローラー鍼をして、リラックスや硬さをほぐします。

・てい鍼
→膝関節のツボをてい鍼で刺激します(膝・腰の治療につかうツボ)

・Qパルス
→血流改善、痛みの緩和

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(一社)ペット鍼灸セラピー協会代表理事
鍼灸師

1989年より、動物病院にて獣医療に従事。2006年鍼灸師の国家資格取得後、ペットの鍼灸治療の研究を開始。臨床の中で、ペットにとって、ペットオーナーさんが、治療家の一番手でなくてはならないことを痛感。2015年7月一般社団法人ペット鍼灸セラピー協会を設立。獣医師、ペットオーナー指導、ペット鍼灸セラピスト、講師を育成を開始。人、動物などの境なく、鍼灸を通して、感謝、愛、思いやりの心を芽生えさせるきっかけを作り、平和な世界を築く1人でありたいと思います。

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