犬の鍼灸治療 シニアのためのペット鍼灸 ケース17
ケース17 シニアのためのペット鍼灸
横浜のアニマルセラピーハウスセンター南動物病院で、
勤務の獣医師にペット鍼灸の指導をさせて頂いた事があります。
当時の動物病院内には、シニアのわんちゃん達が暮らしていました。
シニアなので、
・この病氣を治したい
・さっそうと歩かせたい
ということではなく、
・その日、お腹が不調だった
・最近トボトボ歩く
など、シニアのワンちゃんがいるご家庭ならおわかりいただけるとおもいますが、
ちょっとした不調にどんなことをしたらよいかという話になりました。
それは鍼よりお灸がいいと、一頭ずつワンちゃんの腰にお灸をしたところ、
毎回行く度に、私に背中を向けて、おすわりするようになりました。
さらに、シニアのワンちゃんは年の功と言いますか、
知恵がありますので、5分ほどお灸をして、次のワンちゃんにやろうとしても、
ガンとして退かないのです。
身体が温まってから、自分のマットに寝にいきます。
少し寝て、起きて、時間になると元氣にお散歩に行きました。
元氣にと言っても、それなりの元氣ですが、
氣のせいか、るんるんとした足取りに見えます。
この様子は、みんなに共通していました。
ですので、シニアのワンちゃん、ねこちゃんがいるなら、
ぜひおうちで、お灸をしてあげてください。
るんるんとした足取りを見たら、ちょっとした不調や心配はなくなりますよ。
シニアのわんちゃん・ねこちゃんのためのペット鍼灸セラピー入門講座
◇学べる事
ローラー鍼、てい鍼、お灸でごく簡単な施術
◇目的
冷え解消、自律神経バランス、リラックスなど◇オススメの方
シニアのペットと暮らしている
介護の時に、何かできることをお探しの方
(一社)ペット鍼灸セラピー協会代表理事
鍼灸師
1989年より、動物病院にて獣医療に従事。2006年鍼灸師の国家資格取得後、ペットの鍼灸治療の研究を開始。臨床の中で、ペットにとって、ペットオーナーさんが、治療家の一番手でなくてはならないことを痛感。2015年7月一般社団法人ペット鍼灸セラピー協会を設立。獣医師、ペットオーナー指導、ペット鍼灸セラピスト、講師を育成を開始。
ペットへの東洋医学でのセラピーを通して、オーナーさんの心も共にハッピーにすることを目的に活動しています。人、動物などの境なく、感謝、愛、思いやりの心を芽生えさせるきっかけを作り、平和な世界を築く1人でありたいと思います。
東洋医学的ドッグヒーリング
毎月1つの施術とそれに関連する座学を、動画を見る、テキストを読むなどの方法で、3ヶ月間で学びます。
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