いぬと暮らしていると、必ずいつかはシニア期がやってきます。

年齢に関係なくカラダがサインを出している時もあります。
愛犬との生活を、「シニア期モード」に切替えるきっかけにしたいサインをご紹介します。

〜獣医師でぺット鍼灸セラピストの山路 美晴先生とのオンライン対談「シニアの犬と暮らすコツ」より〜

そろそろシニアかな?と思う時期に、立ち方、歩き方などの骨格の変化ってありますよね?
病氣や怪我ではないので、動物病院へ行くほどでもないけど、でも心配っていう感じで。
どんな様子が、シニア期の特徴でしょうか?

後ろ足が弱る
クビが上がらない
尻尾が上がらない
背骨が曲がる


こんな感じかな。

とにかく、後ろ足が極端に弱くなる、使わなくなってしまう。

そうですね、私が以前、鍼灸でみていた子は、13歳のMIX(中型犬)で、背骨が山のように曲がって、歩くのが大変だったなぁ。
でも、歩きたがるんですよね。(鍼灸で歩けるようになった)

そう、骨格の変化は、シニアのサインですね。
他にね、骨格の変化以外の症状として、
甲状腺機能低下、前提疾患、腎不全、胆泥、膵炎、心臓(僧帽弁閉鎖不全症)などから来る体調の変化。
あと、よくぶつかると思ったら、白内障だったり。

そうなんですね。
神経質になることはないけど、起きやすい疾患だということを、知っているのと知らないのでは、犬にも、私たちにもその後の負担が変わりますね。

人でも、老いて行くことは、受け入れなくてはなりません。

少し切ないですが、お散歩の仕方を工夫したり、
簡単にできる筋力低下を防ぐエクササイズをしたり、
グッズ選んだりと、これを愉しみと思えるメンタルも大事です。

普段から、いぬとのコミニュケーションをよく取ることは、当然ですが、
小さな不安のうちに、相談できる場を探しておくのも良いでしょう。

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